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どう呼べばいい?

b0058500_19181011.jpg先日、あるプロデューサーから、「奥さん」と云う呼び名が、放送自粛用語と伺いました。

局によって言葉のチェックは異なるそうですが、ある局でNGが出たそうです。
妻を奥まっている存在ととることが、差別なのだそうです。

「奥さま」ならいいかと云うと、発する処は同じだし、自分の妻をさして云うときの「家内」も同じ考え方では、差別です。
「家人」と云う人もいるけれど、特権階級意識の言葉で、庶民には使いにくい。

「嫁はん」と云う大阪弁も、恥ずかしながら囲てるオバハンと云う感じで、差別と云えば差別。
大阪のおっちゃんの味方をして考えれば、恥じているのは、決して差別意識ではなくて、愛していることを人に知られるのが恥ずかしい、シャイな気分なのでしょう。
愛を恥ずかしいと思うのは、日本人、それも関西人独特なのかもしれません。
恥じるのは可愛いし、全てにおいて恥ずかしながら生きている謙虚さも奥ゆかしいけれど、でもやっぱり「嫁はん」は現代女性の好まない呼び名です。

英語なら「マイ ワイフ」「ユア ワイフ」で済む処が、日本語はむずかしい。
「奥さん」に代わるセリフ、どうすればいいのでしょう?

女偏の字は嫌いな字が多い。
妥妾妬姦娯婬娼媚嫌嫉…凹んだ心や煩悩が、女だけに宿っていると決めつけられたような、嫌な気分になります。

その分、男偏の部首がないのは、ちょっと勝ったような嬉しい気分。

私の好きな字は、「嬲る・嫐る」と云う字。どちらも「なぶる」と読みます。
男も女も平等な、「嬲る・嫐る」と云う字。

それにしても、男と女は、なぶりあうしかないのでしょうか?
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by nomelier | 2005-03-30 19:19 | Diary

生かし生かされ

b0058500_19102726.jpg今年1月、放課後倶楽部のゲストの先生、ニュージーランド人のデビッド氏のお好きな言葉は、「live and let live(生かし生かされ)」だそうです

私が暮らす下町、西中島でも、生かし生かされることがあります。

夏のある日、ホオズキを求め駅前の花屋へ。

「ホオズキ、ありますか?」と聞くと花屋のおばちゃんが、「こんなんやったらあるよ」と、枝もないホオズキの実を奥からざくざく抱え、「売りもんちゃうし、あげるわ」と。

あったかいホオズキ色に、心もぷっくりふくらみました。
 
冬のある日、今日は大忙しとセンターに向かっていると、迷い人の中国人クーニャンが「○○ビル、どこですか?」。

地図を見せられると、通ったこともない路地裏のビル。

地図を頼りに一緒に迷っていると、10年以上前から出前を頼んでいて、ここ数年は頼んでいない信州うどんの出前のおじいちゃんが、岡持ち後ろ手に自転車でひょいとあらわれ、「どっか、迷てんの?あぁ、ほんなら、そこ曲がって、工事中のテントの…」。

無事、クーニャンはアルバイトの面接へ、路地裏のゲーム屋さんに辿りつけました。
 
「live and let live」に日本語で一番近いのは、「共存共栄」だそうです。

でも、共に栄えることが、そのまま生きる意味では、ちょっと違うように思います。

欧米ではこの格言を、「自分が自由に生きるように、人も自由に生きさせよ」 の意味でも使うそうです。

栄えることの意義を考えさせられるこの頃、栄えることよりも自由の真意の方が、今後の人とのあり方に、たくさんの示唆を与えてくれそうに思います。

それにしてもセンターに着くと、私にくるのは、DMエッチメールと請求書の束ばかり。

なにもいいことがない私の人生。あ~ぁ、むなし!と悲嘆に暮れるにはまだまだ全然早いですよね?

91歳の私たちのO先輩!
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by nomelier | 2005-03-10 19:10 | Diary